八木農園について yagi farm

八木農園はオリーブ専門農家です。

2009年に始まり、オリーブを通じてたくさんの笑顔や感動をもらいながら
オリーブと共に生活しております。

2009年 ゼロからのスタート

2009年オリーブ栽培をしてみたいと思う気持ちから農業の道はスタートしました。

農業経験なし、畑もなし、ゼロからのスタートのため実績も信用もなく最初の農地も数か月間駆けずり回り、何とか貸して頂けることになりました。

農地を貸して頂けたからといって、すぐにオリーブ栽培を始められ訳ではありません。

貸して頂いた農地は数十年もの間、遊休農地であったため、踏み入る事すら困難なほど雑草に覆われ、数メートルの木が何本もあり見た目は完全に森です。

草刈り機とチェンソーを持ち開墾スタートです。

やっとの思いで貸して頂いたそんな農地に意気揚々と開墾スタートしたものの刈っても刈っても進まない開墾作業、悪戦苦闘の日々がしばらく続きました。

そんな中、状況を聞きつけた知人や仲間たちが応援に来てくれるようになりました。

たくさんの方に助けて頂いた結果、2010年春 300本のオリーブを植えつける事ができました。

※最初の畑の開墾過程
①開墾前。踏み入る事さえ大変な状態。
②少しずつ開墾を進める。
③木や雑草を取り除いた後、更に伐採した木の根も取り除きます。
④石等を取り除き開墾終了。

恵まれた環境

小豆島はオリーブ栽培が盛んなため先輩オリーブ農家もたくさんいます。

また、町、県主催の講習会などもありオリーブに関わる知識を得ることには恵まれた環境です。

オリーブの研究機関などもあり疑問に思ったことがあれば的確に教えていただけます。

日々、勉強。

こうした恵まれた環境下で、日々勉強、少しずつ知識を得ながら真面目にオリーブに向き合えばオリーブも応えてくれます。

栽培についての勉強だけでなく、オリーブに関わることは何でも知りたいと思いオリーブオイルのソムリエやマスターミラー(搾油技術者)といった認定取得とそれらを通じてオリーブオイルについても学んでいくうちに更なる想いが膨らんでいきました。

更なる想い

オリーブオイルは、その果実の品質はもちろん、収穫時期や搾油工程によって品質や味・香りは異なります。

そこでより良い品質のオリーブオイルを消費者のみなさまに届けるためには自分で管理栽培したオリーブのみを使い、自分で搾油するのが良いと考えるようになりました。

そうして、シングルエステート(単一農園・当園栽培のオリーブのみ)でのシングルエステートオイル、新漬等の商品化にいたりました。

『S+』への想い

八木農園のシンボルマークに描かれた「S+」には、
小豆島(Shodoshima)の単一農園(Single estate)から
たくさんのSをお届けしたいという願いを込めています。

安全(Safety)で満足していただける(Satisfy)商品をお届けし、
お客さまを笑顔(Smile)にしたいというような。

ゼロからスタートし、たくさんの方に応援して頂き支えられてここまできました。

小豆島の気候風土とオリーブ、八木農園に関わる方すべてに感謝すると同時に
これからもオリーブを通して、みなさんの笑顔を目指して品質向上に努めていきます。